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有機栽培 コーヒー
有機栽培のコーヒー豆を販売するお店の中には、コーヒー豆を焙煎する前の生豆の状態で売るところもあります。
コーヒー豆を焙煎してしまうと、どんどん劣化して味が落ちてしまうからです。
焙煎する技術やコーヒー豆の種類、焙煎機の大きさにもよりますが、早いものでは一週間程度で劣化してしまって飲めなくなることもあります。
豆から粉の状態にしてしまうと、さらに劣化のスピードは早くなってしまうので、密閉して冷蔵庫や冷凍庫に入れる必要があるのです。
生豆の焙煎は電気焙煎機などを使うと家庭でも焙煎できますが、中くらいの大きさの土鍋を使って焙煎する方法もあります。
手間はかかってしまいますが、コーヒー豆は焙煎したてに近いほどおいしいので、せっかく有機栽培で栽培されたコーヒー豆を味わうためには、自宅で焙煎するのが一番でしょう。
有機栽培のコーヒー豆を販売しているお店は、小分け業用の有機認定を受けています。
焙煎もしている場合には、製造業用の有機認定も受けているはずです。
有機JAS認証店は、いつ誰から仕入れたコーヒー豆で、焙煎したのは誰で、欠点豆を除去して袋詰めを行ったのは誰で、有機JASマークのシールを貼ったのは誰で・・・という作業過程を記録する必要があります。
作業過程や責任者が曖昧にならないので、万一、何かトラブルがあった場合にも原因が追求しやすいでしょう。
海外から輸入されたコーヒー豆から残留農薬が検出されたというニュースをきくこともありますし、有機栽培のコーヒー豆を買う方が安心できるような気がします。
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