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マンション契約ポイント
住宅購入の重要な段階であるマンション契約のポイントを説明します。
契約をしてしまうと、解約に違約金が必要なことが多いので、契約の前にポイントをしっかりと確認してください。
一般的なマンション契約の流れとしては、購入の申込み(印鑑、収入証明書、5~10万円程度の申込証拠金が必要)、重要事項説明、手付金の支払い(ここで契約が成立)、契約、住宅ローンの申込みというのが主流のようです。
重要事項説明は宅地建物取引主任者が一項目ごとに読み上げるという決まりになっています。
不明な点はここで質問できますから、事前にコピーをもらってわからないことをピックアップしておくといいでしょう。
マンションの所在地や物件名称などの物件概要、土地建物の所有権(未完成の新築マンションの場合は未登記)、用途地域、建ぺい率、容積率(契約するマンションだけでなく、周囲の土地の分も自分で調べておきたい)、供給施設(上下水道、ガス、電気)の整備や管理にかかる費用や負担金、マンションの敷地に私道がある場合は管理費用の負担、飼えるペットの大きさ、庭やベランダの利用法など管理上の規程もよく確認しておく必要があります。
大型犬を飼うつもりだったのに小型のペットしか飼えない、ベランダで布団を干せないなど、こんなはずじゃなかったとならないように細部まで確認しましょう。
契約書のチェックポイントとしては、物件概要、売買代金と支払い方法、支払い時期(絶対に「予定する住宅ローンが借りられない時には契約を無償で解除できる」というローン特約に関する条項を入れる)、所有権の移転と引渡し時期、瑕疵担保責任などです。
契約書に署名捺印する前には、慎重に確認しないと後悔するかもしれません。
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