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有機栽培 安全
有機栽培は本当に安全なのか疑う意見もあります。
有機栽培の農作物は、安全で体によく、栄養価が高くておいしいから、普通栽培に比べて高くても仕方ないというのが、一般的な見方だと思いますが、厳密にいうなら、科学的にはっきりと証明されたわけではありません。
有機栽培の農作物は、栄養価が高いという研究結果が出ることもありますし、発がん性が疑われている硝酸態窒素が多く含まれていることがあるともいわれています。
英国食品基準庁は、2003年に、「有機栽培農作物が通常栽培農作物に比べて、より安全とかより栄養があるという科学的な証拠は現時点ではない」という見解を発表しました(2006年に有機的に飼育された牛乳については栄養価の違いを認めた)。
同じく、2003年、フランス食品衛生安全機関は、「食品の安全性及び栄養において有機栽培農作物と通常栽培農作物の間に有意な差を見出せない」と結論した報告書を公開しています。
また農作物は病害虫などのストレスを受けると、自分で天然農薬といわれる生体防御物質を生成するため、適正な農薬を使用した場合よりもむしろ農薬を使用しない方がアレルゲンの量が増えたり、残留農薬量(天然農薬でも発がんリスクは人工農薬と同等)が多いという調査結果も出ています。
ですから、有機栽培イコール体に良くてアレルギーがおきないということにはならないでしょう。
味についても、有機JAS認証は味の良さを認定するものではないので、鮮度や品種、気候や生産者の技術などによると思います。
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