有機栽培 家庭菜園
有機栽培で家庭菜園をしたいと思ったら、自分で有機肥料を作ってみることをオススメします。
初期投資費用はかかりますが、市販のコンポストや堆肥を作れる生ゴミ処理機を使えば簡単に家庭でも有機肥料が作れますし、ゴミが減って一石二鳥です。
自治体によっては、助成金を出していることもあるので、堆肥を作れる生ゴミ処理機を買う前に調べてみてください。
それ以外の方法でたい肥を作るのには、手間がかかりますし、ニオイも出てしまいます。
くれぐれも近所迷惑にならないように注意しましょう。
まずは日陰になる、なるべく隣の家から離れた場所に穴を掘ります。
蓋付きのゴミバケツを用意し、底を切り取って、側面に複数の穴を開けて、土の中に埋めます。
乾いた土(殺虫剤や消毒剤などが使われていないもの。
腐葉土がベスト)と肉や豆、魚、米ぬか、野菜クズなどの生ゴミを同じ量入れてよくかき混ぜ、蓋をして一ヶ月待つのです。
ニオイが強いようなら乾いた土を追加投入し、たまに酵素剤を入れるとさらにいいでしょう。
同じものを二個作って、交互に使うと効率よく有機肥料が作れます。
一ヶ月経ったら、バケツを引き抜き、土をたっぷりとかけて熟成させるのですが、そのままだと大腸菌や病原菌が残っている恐れがあるので、一度、発酵温度を65~75℃に上げると安心です。
一週間に一回、切り返しを行い、二、三ヶ月熟成させて完成となります。
蓋をしっかりとしめておかないと鳥や野犬、猫などに荒らされることもありますし、蓋の内側に防虫剤をつけ、生ゴミの水気をよく切ってから入れないと虫が湧いてしまうこともありますから注意が必要です。
有機栽培 安全
有機栽培は本当に安全なのか疑う意見もあります。
有機栽培の農作物は、安全で体によく、栄養価が高くておいしいから、普通栽培に比べて高くても仕方ないというのが、一般的な見方だと思いますが、厳密にいうなら、科学的にはっきりと証明されたわけではありません。
有機栽培の農作物は、栄養価が高いという研究結果が出ることもありますし、発がん性が疑われている硝酸態窒素が多く含まれていることがあるともいわれています。
英国食品基準庁は、2003年に、「有機栽培農作物が通常栽培農作物に比べて、より安全とかより栄養があるという科学的な証拠は現時点ではない」という見解を発表しました(2006年に有機的に飼育された牛乳については栄養価の違いを認めた)。
同じく、2003年、フランス食品衛生安全機関は、「食品の安全性及び栄養において有機栽培農作物と通常栽培農作物の間に有意な差を見出せない」と結論した報告書を公開しています。
また農作物は病害虫などのストレスを受けると、自分で天然農薬といわれる生体防御物質を生成するため、適正な農薬を使用した場合よりもむしろ農薬を使用しない方がアレルゲンの量が増えたり、残留農薬量(天然農薬でも発がんリスクは人工農薬と同等)が多いという調査結果も出ています。
ですから、有機栽培イコール体に良くてアレルギーがおきないということにはならないでしょう。
味についても、有機JAS認証は味の良さを認定するものではないので、鮮度や品種、気候や生産者の技術などによると思います。
UCC 有機栽培
UCCの有機栽培シリーズには、コーヒー豆だけではなく、ドリップコーヒーやオーガニックシロップ、インスタントコーヒーまであります。
UCCでは、この有機栽培シリーズを発売するために、有機農産物加工食品の製造業者の認定を取得したそうです。
有機栽培シリーズが好調に販売を伸ばしていることからも、消費者の食の安全への関心の高さが窺えます。
ちなみに、UCCの有機栽培シリーズには有機栽培の紅茶もあります。
もちろん、UCCの独自技術スーパーアロマ製法で作られたUCC有機栽培珈琲シティロースト(粉)やUCC有機栽培珈琲ダークロースト(粉)なども売られています。
夏には冷たく冷やして飲みたいペットボトルに入ったコーヒー飲料、UCC有機栽培珈琲100%使用コーヒー(アイスコーヒー)1Lの無糖や低糖などがありますし、ギフト用の詰め合わせもお中元やお歳暮などにはいいですね。
コーヒーに関する色々な取り組みをしているUCCでは、UCCコーヒーアカデミーを開設しています。
1,000円の参加費で日本で唯一のコーヒー博物館ツアーに参加できる他、美味しいコーヒーの抽出体験もできるのです。
さらに深くコーヒーについて学びたい人には、ベーシックコース、プロフェッショナルコース、スペシャリストコースなどのカリキュラムも設けられており、コーヒープロフェッショナル認定試験もあります。
バリスタ気分を味わえる名物講師と行くイタリア三都八日間の旅という海外研修旅行まであるので、お金に余裕のあるコーヒー愛好家は参加してみてもいいかもしれません。