一人暮らし 必要な金額
一人暮らしをする際、思った以上にお金が掛かり、土壇場で慌てるなんて事が多いようです。
初めて一人暮らしをする時、どうしてもなにかの費用が見落とされがちです。
住居の費用については、まず忘れる事はないでしょう。
礼金、敷金、仲介手数料、家賃、保険などを含め、大体総額で、その物件の6掛けくらいです。
これは、不動産屋さんなどでも教えて貰えるので、ほとんどの方がご存知でしょう。
ですが、ここからが、忘れがち。
一人暮らしを始めるのですから、生活費は必要不可欠です。
できれば、引っ越し後の2ヶ月間くらいは、なにがあっても大丈夫なくらいの金額を準備しておきたいところです。
食費に加え、光熱費や水道代、節約すれば、安く抑える事はできますが、始めてすぐは、きっと思った以上に掛かってくると思います。
そして、NHK受信料も必要です。
また、携帯代も一人暮らし直後は、いつもより高くなる事が多いです。
寂しがり屋さんなんかは要注意です。
後は、消耗品の購入費、駐車場代に新聞、固定電話にローンなど、個人差のでる物が細々とあります。
引っ越しも、業者を利用すると結構な金額だったりします。
家具や電化製品もすべて買うと、少なくとも20万円くらいは必要になってくるのではないでしょうか。
これらを踏まえると、費用は余裕を持って用意した方がいいと、理解して戴けると思います。
早々に音を上げる事にならない為にも、じっくりと準備してから、挑んでくださいね。
一人暮らしはした方がいい
最近は、親元で暮らし、おこづかい程度の金額だけバイトで稼ぐなどして、30歳を過ぎても自立できないでいる方が多いのだとか。
生活費というのが普通ならばどのくらい掛かるのかも、親がしてくれている家事がどのくらいの労力なのかも、理解できないままに結婚を機に自立。
そうなると、その方のパートナーは相当の苦労を強いられる事が、多いようです。
もちろん、親元にいる方すべてが、そうという訳ではありません。
きちんと仕事をし、生活費を入れ、家事も手伝い、将来の為に貯金をする。
そういった方も多く存在します。
ですので、1人暮らししている方の方が優れているとか、実家だと劣るとか、そういった括りでみれる訳ではありません。
ですが、家族がニートで困る、なんて悩みは、大抵の方が実家暮らしなのも確かです。
1人の人間が、まともに生活して行くには、それなりの収入と、それなりの頑張りが必要です。
その点を手っ取り早く理解するには、一人暮らしは最適でしょう。
自由さを手に入れる為には、嫌でも不自由な事をこなさなくてはなりません。
女性であれば、セキュリティー面で心配な部分もありますし、親元の方がいい事の方が多いかもしれません。
ですが、男性には、将来の為の勉強として、一人暮らしはやはりお勧めといえるでしょう。
人として、たくましくなりますし、なにかをして貰った時に、自然と感謝できるようにもなります。
体験した事で得る物は、とても多いのではないでしょうか。
一人暮らし向きの代表的な間取りは「ワンルーム」「1K」「1DK」です。
一人暮らしの部屋探しは入念な下見から始めましょう。
まず、物件の外観も大切です。
あまりマル見えだとカーテンを引いたままになる恐れもあるので、自分の部屋の見え具合を確認しておきます。
「ワンルーム」は、キッチンも居室内に1室にまとまっている間取りのことです。
「1K」はキッチンのことで、水回りと居室が、壁や扉で仕切られているタイプの間取りです。
そして「1DK」は、居室のほかにダイニングキッチンがあるタイプの間取りです。
「ワンルーム」は、仕切りが少ない分、居室が広くなりますが、室内に置く家具・家電が、すべて同一スペースに収めるため、部屋に生活感が出やすくなります。
「1K」は、キッチンと居室が仕切られているため、玄関から部屋が丸見えになりません。
「1DK」は、ダイニングキッチンと居室がはっきり分かれていて、各部屋を目的に応じて使い分けができます。
料理をよくする自炊派や、友達を呼んで一緒に食事をする機会が多いという一人暮らしの人におすすめの間取りです。
壁の一部が斜めになっていたり、弧を描いているような変形間取りの部屋の形は、デザイナーズマンションに多く見られるような、個性的な空間をつくりだせる間取りですが、思わぬデッドスペースが出ることもあるので注意しましょう。
一人暮らしの間取りでは、収納は大きければ大きいほど便利です。
居室は実際に一番長くいるスペースです。
自分にとってくつろげる間取りであるかどうか確認しましょう。