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柿 剪定

柿は9月から11月下旬に収穫時期を迎えます。
そのため剪定は12月から3月にかけて行います。
柿は本来高木性なので、限られた空間で栽培するには注意深く剪定する必要があります。
日当たりや風通しを悪くする不要な枝、込み合った枝、弱々しい枝、下向きに伸びた枝、内側に伸びた枝を切り取り、上を向いて勢い良く伸びた枝を切りつめていきます。
上に向かって伸びた枝を切ることで高さを抑えるわけです。
先端がいくつにも枝分れしている場合、株の外側に向いている枝を残して、他は取り除きます。
残した枝の先端も、外側に向いている充実した芽のすぐ上で切るようにします。
柿の大きな特徴として、その年に実をつけた枝は翌年に実をつけない性質があります。
そのため、。
「柿は、枝ごと折れ」とよく言われます。
収穫時に剪定もかねてしまおうということです。
柿は前の年に伸びた枝の先端から出た花芽に実をつけるため、誤って切ってしまうと次の年に実を収穫できないので気をつけましょう。
柿の木は樹勢が強く、枝も立ちやすいので、日当たりや風通しをよくするため、樹冠の内部も剪定してあげましょう。
夏の実のなる前に、込み合って日当たりが悪くなった枝を実のなる枝ならない枝ともに切り落とします。
「桃栗3年柿8年」といわれるように、柿は高木になりやすい半面成長が遅いので、最初のうちはできるだけ剪定を抑え、日当たりの悪い部分を間引く程度にしておきましょう。
毎年実を収穫するのは難しいですが次第に慣れていくのでじっくりやっていきましょう。
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庭木 剪定

庭木に限らず、植物を長い間育てているとどうしても枝や茎が乱雑に伸び、見た目が損なわれていきます。
また道路にはみ出してしまった枝は視界を妨げ、通行の邪魔になってしまいます。
そのため、美しい庭を保つために重要になってくるのが庭木の剪定です。
しかしその種類によって選定する時期が変わってくるので注意が必要です。
たとえば実のなる木の場合、剪定は実が落ちた後に行います。
他にも落葉樹や常緑樹はそれぞれ冬季、3月以降と剪定時期にずれがあるので、どの木をいつ行うかは十分理解しておきましょう。
例外として、桜は切り口が治りにくいのでよほどの場合を除いて剪定をしないほうが良いです。
剪定には間引き剪定、切り戻し剪定、整姿剪定とあり、間引き剪定は枝が込みすぎている部分を剪定し通気性、日当たりをよくします。
切り戻し剪定は伸びすぎた枝を芽の部分で切り落とし、外観を良くするとともに枝自体も強くする目的があります。
整姿剪定は枝を刈り込んで樹形を整える技法です。
剪定のための道具は、主に剪定バサミを用いますが、高いところにある枝を切る場合の高枝切鋏や太い枝をきるための剪定鋸も使われます。
剪定箇所の切り口が悪いと芽の出方や花の咲き方にも影響するほか、病気や害虫におかされたり木が枯れてしまうこともあります。
剪定作業に欠かせないものなのでできるだけよく切れるものを用意しましょう。
手間がかかりますが、美しい庭を維持するためにもしっかりとした剪定を行いましょう。
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剪定 方法

剪定とは、樹木の幹や枝を鑑賞、生育、実用などの目的を考慮して枝葉を切り除き、樹形を整える技法を言います。
剪定に限ったことではありませんが、知識を得ただけですぐにできるほど簡単なことではありませんので、基本から徐々におぼえていきましょう。
剪定で除去する枝には、根元あるいは根元に近い根から出て養分を奪っていく「ヤゴ」、衰退した樹木の幹から発生する小枝の「幹(胴)ぶき」、1本の枝が他の枝に絡みついて美観を損ねる「からみ枝」、長くて大きいが組織的には弱く、養分を取りすぎてしまう「徒長枝」、逆の方向に伸びて樹形を乱す「逆さ枝」、枝の内側にある小さく弱い「ふところ枝」といったものや、病気になった枝や枯れ枝、枝が密集しすぎている部分なども除去します。
これらの枝の種類によって剪定する方法が変わります。
「切詰剪定」では、伸びすぎた枝を所定の位置に切り詰める方法です。
長めに残して切ると残した部分が枯死してしまうので注意しましょう。
からみ枝などで込みすぎた部分の枝を間引きし、樹木の密度を調整するのが枝抜き、枝下ろしです。
枝抜きがからみ枝、逆さ枝などの部分だけを切り落とす方法で、枝下ろしが大枝を幹の根元から切り落とす方法になります。
剪定する木や花によって方法や時期が変わるため、その植物に適した剪定方法を知っておく必要があります。
例外としてサクラは切り口の傷が治りにくく、そこから枯れやすいため、よほどの事情がない限り剪定は行いません。
うまく剪定するには経験が必要ですので、その木をよく知るために繰り返し挑戦しましょう。


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