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公庫融資の共有登記

共有登記とは、住宅を購入する際、頭金や出資金を出し合った人たちが、共同で所有権を持つことをいいます。
それによって、相続税が安くなったり、住宅ローン控除が変わったり、贈与税がいらなくなったりします。
共同登記にしておくと、税金面でとてもお得と言えます。
それが共有登記の最大のメリットと言えるでしょう。
しかし、デメリットもあります。
それは、手続きが面倒で費用がかかるという点、そして、個人の意思だけでは勝手に売却出来ないという点です。
また、公庫融資で共同登記が認められるためは、いろいろと条件があります。
まず、共有名義の範囲については、申込人本人の配偶者、親族、配偶者の親族、内縁関係にある人、婚約者です。
これらの人であるのなら、共同登記の可能性が出てきます。
次に、共有者との同居が条件です(連帯債務者にならない直系親族は同居の必要はありません)。
さらに、申込み本人の共有部分が2分の1以上あること、抵当権の順位の決定ができること、担保提供者が来店し、書面にサイン・捺印ができることなどがあります。
これらの条件をクリアできれば、共同登記が可能となるようです。
手続きとしてはかなり面倒かもしれません。
時間も手間もかかりますから、共同登記のメリット、デメリットを良く確認した上で、行う必要があると思われます。
自分や家族にとってメリットが大きい場合は、共同登記した方が良いでしょう。

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