マンション リフォームのポイント

もしも今居住している住宅がマンションであった場合、一戸建てには不要の配慮が必要になって来ます。
マンションは共同住宅です。
普段の日常生活においても、マナーやルールを守り、迷惑をかけないようにしなければなりません。
そのマンションでリフォーム工事をするとなると、注意をしなければならないことが数多くあります。
マンションでのリフォームのポイントは、最低限の常識とルールを守ることです。
まず抑えておかなければならないことは、マンションには専有部分と共用部分があるということです。
専有部分はリフォーム可能ですが、共同部分をリフォームすることはできません。
専有部分とはコンクリートの壁とサッシの内側を指します。
この部分に間仕切り用の壁を作ったり、配線や配管を変更するリフォームは可能です。
しかし、玄関ドア、床や壁、天井、玄関ドアとサッシ、バルコニー等は共用部分となるため基本的にリフォームはできません。
ただし、介護などの関係でどうしてもリフォームが必要な場合には、マンションの大家さんや管理会社に相談してみることをお奨めします。
また、築２０年以上の古いマンションは、電気の容量が少なくなっていますので、配電などで電気関係の部分を触る場合には、必ず電気の容量を確認するようにしましょう。
さらにマンションでのリフォームのポイントは、共同住宅での騒音や工事を行う時間帯です。
リフォーム工事の場合、埃がすごいですし、かなりの大きさの音が発生します。
最後に、このように迷惑をかける近隣住民への気配りと挨拶を忘れないにすることもマンションでのリフォームのポイントです。

住宅 リフォームのポイント

住宅をリフォームする際に、手狭になった場合や老朽化してきたため、と言う理由以外に、住宅自体の機能をアップしたり、改善するためにリフォームをしなければならないケースもあります。
その１つ目は高齢者や障害者のためにバリアフリーを取り入れるリフォームです。
バリアフリー化のためのリフォームのポイントは、対象者ができるだけ他人の手を借りることなく、自分自身の力で生活できるようにする、と言うことです。
これによって家の中での事故をなくし、介護をされる方だけでなく、介護をする方の肉体的、精神的な負担を減らすことができます。
どこが障害（バリア）になっているのかをよく調べた上で、よく話し合ってリフォームの詳細を決めましょう。
車椅子などのために、壁や柱を撤去して室内を広げる場合には、家全体の耐久性が大丈夫なのかを専門家に良く見てもらわなければなりません。
２つ目のリフォームのポイントは耐震補強工事のリフォームです。
これは昭和56年5月31日以前の古い耐震設計基準によって工事着手した住宅が対象です。
専門家である建築士に耐震診断をしてもらって、安全性を確認しなければなりません。
どちらにも共通するリフォームのポイントは、大変明確で、信頼できる業者を選んで任せる、と言うことです。
自分１人で決めないで、必ず家族に相談しましょう。
また工事が始まったら、こまめにリフォームの進捗具合を確認するか、専門家である建築士に工事の管理を依頼して、確認してもらうといいでしょう。

リフォームの注意点

リフォームをするにはそれなりの事情があります。
例えば手狭になったので増築したい、老朽化してきたので手を入れたい、断熱性や耐震性を強化したい、あるいは高齢者向きのバリアフリーにしたい、２世帯にしたいなどが考えられます。
そこでリフォームの注意点ですが、数箇所のリフォームを行いたい場合にはリフォーム場所の優先順位を明確にして予算をしっかりと算出しておくことです。
予算に限度がない場合はいいのですが、限られた予算内でのリフォームとなると、各リフォーム場所の予算を出しておくことは大切です。
新築と違って作業中に不具合が出て、予定外の工事をしなければならない事もありますので、少し余裕を持っておきましょう。
また、どんな業者にリフォームを発注するかによって、仕上がり具合に多少の差が出ることがあります。
それは業者によって得意分野が違うからです。
外装を得意とするリフォーム店もあれば、水周りが得意な所、内装に高い技術を持つ所、土木工事が得意なリフォーム業者、などまちまちです。
これはそのリフォーム業者がもともと、何の業者だったかに関係してきます。
それぞれの業者に得意な分野をリフォームしてもらうのが理想ですが、予算のこともあって実際には中々そうはいきません。
そこで各業者に見積もりを出してもらうのですが、ここでもリフォームの注意点があります。
何故その金額なのかを調べることです。
安い見積もりに対しては、安い材料を使うつもりなのか、その場合の断熱性や、耐久性はどうなのか、逆に見積もりが高い時は何故そんなに高価な材料を使うつもりなのか、人件費はどうなっているのかなどを詳しく調べて知っておくようにしましょう。